日本人として知っておくべき二世の歴史
この本を読んでいる途中、涙が出て止まらず何度も読む事が中断した。大戦中アメリカの日本人差別・強制収容所・二世部隊の話は断片的には聞いてはいたが、これらの事実についての報道は余りにも少ない。多分、苦労をされた一世・二世の方達はもう余り思い出したくない・話したくない内容でもあるのかもしれない。また三世のほとんどは、こうした歴史を肌で感じておらず、また日本語も話せない、どちらかというとアメリカ人に近い人が多い事も原因の一つかもしれない。 この本に書かれている戦前・戦後の日系一世・二世の精神的・肉体的に筆舌に尽くし難い苦難の歴史と、それを乗越えアメリカに人権を認めさせた努力を、同じ日本人として誇りに思う。また、同時にアメリカ人の中にも、世論に流されない自!!由の国アメリカの精神を決して失わない、勇気ある人達が必ず存在した事についても感銘を受けた。 この本は隠れた日本人の歴史の一つである。日本人とアメリカを今までと別の角度から見直す為に非常に良い本だと思う。
集英社
罪なき囚人たち―第2次大戦下の日系アメリカ人 祖国のために死ぬ自由―徴兵拒否の日系アメリカ人たち (刀水歴史全書) 二世部隊物語 日本の兵隊を撃つことはできない―日系人強制収容の裏面史 強制収容とアイデンティティ・シフト―日系二世・三世の「日本」と「アメリカ」
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