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客はアートでやって来る
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著者の美意識のなさがどうも・・・
本の内容である、大黒屋の「アートスタイル経営」には共感し、
それだけなら星5つを付けたいと思う。
経営者が説くのは、アート作品を飾って集客をすることではなく、
「文化力」「美意識」を涵養することが重要だということ。
美意識、理念をもつことが「清潔な経営」に繋がる。
また職員一人一人が時間を切り売りする「労働」ではなく
アーティストの精神で自発的に仕事に取り組むことで、
旅館の本筋であるサービスの向上にも繋がる。
経営的な視点で真似をしようとして誰にでもできることではない
というくらい、経営者のアートに対する理解・信念は深く強い。
ただ、著者がアートを理解していないのが致命的で、結局アートの力を
癒しに還元してしまっている部分、タイトルの下品さ、装丁の適当さ
といった、あまりの美意識のなさに辟易したので3点。
ビジネスに文字通り”アート”を取り入れる
最近、「アートカンパニー」という言葉をよく聞くけれど、この本で紹介されているのは、そうした美学を持った企業であり、かつ、実際に現代アートを旅館の経営に取り入れているという実例です。
素晴らしい理念を持った素晴らしい企業だ!と絶賛するわけではなく、従業員にもお客様にも理解されないこともある、というまだまだ発展段階での苦労話など学べることも多く、自分の仕事の参考になりました。
自分の仕事が、サービス業であり、アートともそう遠くないということもあり、リアリティを持って読むことができたので、良い読書体験でした。
感動しました
旅館業の苦労も多く書かれていましたが、その中での前向き、かつ真剣に経営にたずさわっておられる姿が読み取れ感動!
いつか行ってみたいお宿の一つになりました。
この大黒屋さんの事例からも「貫く」ということは並大抵の努力ではありませんが、一貫した姿勢より生まれだされるものの可能性と素晴らしさを追求すべきと改めて感じた次第です。
東洋経済新報社
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